Webでの新しいジャンル「コミックロール」の提唱

Web上でコマ割りされた漫画の原画をそのまま掲載しているサイトをたまに見かけますが、そのような表現方法は紙という媒体に対する表現方法であり、紙とは異なるWebブラウザにはそれに相応しい表現方法があるのではないかと思います。小説をそのままテキスト形式で掲載しているサイトもありますが、文章を楽しむという部分で言えば、それも一つの表現方法かと思いますが、Webブラウザの特性を更に生かして行けば漫画でもない小説でもないWeb独自の表現スタイルが出来るのではないでしょうか。

Pg-makingではそういった事を追求し「S☆J」に於いてそれを具体的に取り入れて今日まで作成に取り組んで来ました。紙による雑誌形態はページをめくる事で作品を楽しんで行きますが、Webブラウザの場合、その特性であるスクロールをうまく活用する事により、さまざまな表現方法を巧みに織り込んで行く事が可能です。「S☆J」をご覧頂くと分かるかと思いますが縦幅の狭いテキストスクロールを使う事で話の流れの中に「間」を作り出し、雑誌のページをめくる感覚で自分のペースで画面をスルロールさせながら読んでいく。その中にはクリックによる場面展開や下からスクロールで出てくる挿絵などが織り込まれ、これこそがWebならではの表現スタイルではないかと我々スタッフは提唱し、その表現スタイルを「コミックロール」と名称致します。

文字詰めの所謂「文学」である小説は少し抵抗があるな〜という人でも、気軽に漫画感覚で楽しめる「漫学」とでも言いましょうか、Webで生まれたWebならではのこの新ジャンル「コミックロール」を今後も「S☆J」に於いて更に表現方法を追求して行きたいと思っております。
By Pg-making